オリンピックみていろいろ思った

冬季オリンピック見てて、私は人間ってすごい！という気持ちで観ている。メダルを獲れるかどうかはどうでもよくて、自己ベスト、実力を出し切れたら素晴らしいって思う。

昔だけどゴルフのタイガーウッズが活躍してた頃、彼は対戦相手のショットを飛べ！とかパターも決まれ！と念じて見ていたらしい。相手がベストを尽くしたところで、自分の勝利に意味がある。相手の調子が悪い時に勝っても嬉しくない。オレは強いライバルよりももっとできる！と信じて、練習も続けている。そんな勝負をした時、負けても相手を賞賛できる。

これが美しい戦いだと思う。そんなオリンピアンを観たくてテレビをつける。

雑記だから止め処なく書くよ。

5年ランニングしてマラソン大会に出て悟った。練習以上のことはできない。練習を超えることはできないんだよ。20歳前後くらいなら前にやってた部活のおかげで速く走れちゃった♡ってこともあるかもしれない。でも基本的にない。少なくても私にはない。断言。練習で自分を超えるしかない。

私はプロのアスリートではない。マッサージを生業でやってる。その生活の中で自己ベストを探している。だから究極の市民ランナー川内優輝くんがすごいと思う。実業団、プロと互角に戦っている。私のフルマラソンのベストは3時間38分で実業団の女子よりも1時間以上遅い。男子は1時間半も先にゴールしちゃうね。だけど趣味ランナーに引退はない。ずっと自己ベストだったり、年代別の上位を狙う楽しみがある。

クロールで100m泳ぐのも女子の世界記録は51秒で私は1分55秒だよ。これ、今朝のタイムね。比べてどうする？ってよく言われる。比べて同じ人間として賞賛したい。仕事も全力でやって、そしてどうせやるからにはトップの選手にちょびっとでも近づきたいって願って練習する。土俵が違うとか畑が違うとは思ってない。比べるってことは自分の可能性を知るってことだよ。

フルマラソンよりもアイアンマンよりも人間の一生は長いよ。上り坂、下り坂、まさか！もあるよ。80代は若手ですって看護師さんが言ってたよ。

マッサージや鍼治療は仕事だけど、仕事だと思ってなく、楽しんで真剣にやっている。ランやスイムも同じ。人間としてベストな状態で勝負していきたい。

腐って死ぬんじゃなくて、咲いて散りたい。