仕事、趣味、家族について最近思うこと
注意。長文、独り言。忙しい方はパスしてください。
去年買った本
面白かった。書いている通りだし、読んでるとワクワクする。トライアスロンをしたら人生が楽しくて幸せでいいことしかない!みたいな本。共感というか、同感というか、とにかくトライアスロン初心者には勧めたいステキな本だ。
私もこのゴールデントライアングル
「ビジネス」「家族」「トライアスロン」
に同感する。
文化的な生活を送っていたらこの三角形は王道だと思う。ところが私には「家族」のところが抜け落ちてて、それについてはよくボヤく。
何もしていない訳ではなく、結構あの手この手で探している。家族を真剣に探している。
簡単に言うと親兄弟はいなくて、パートナーもいなくて、仕事もひとりなので、えーっと、なんというか…おひとりさまです。トライアスロンしてて家族と同伴ゴールしてる著者の写真みて、超羨ましい。羨まし過ぎて嫉妬を通り越して裸踊りしたくなるほどだ。コンニャローってなるから、そのページは見たくないほど。
ま、あんまり切実に書くと気持ち悪いかも知れないけど、ひとりの時間が長すぎて、月に1〜2日は精神的にダメになってしまうことがある。
世の中にsnsがあってたまにボヤけて良かったなぁ〜と感謝します。
私と同じような環境でパートナーを諦めている人も多くいる。
たまにツイッターのコメやDMでくる。ぼっち仲間ですね!みたいな感じで。
直接は言わないけど、ここではハッキリ言う。私は家族を諦めたことはない。一緒にしないでくれるかな。
あと、男に興味ないからね。はい以上🏳️🌈
えーと、話を戻します。
家族はいないけど、いつかはできる!と信じているし、その可能性がないのか?っていうと、そんなことないだろって思っている。
話は飛ぶ。
亡くなった母にカミングアウトしたのは私が20の時。その時、実は母は若い時にFTM(おなべ)と付き合ったことがあるようなことを言葉を濁しながら言った。付き合ってなかったけど身近にいたのかもしれない。
母は理解者ではあった。だけどステレオタイプというやつで、娘は同性愛者=男として生きると受け取ったようだ。男か女のどちらかしかないと思ったのだろう。
「人を養えるくらい仕事を頑張りなさい」
と、母は言ってくれた。
男なら嫁を養いなさいってこと。微妙だな〜とおもったものの、応援してくれていることが嬉しかった。
さて、本題。
最近、いろんなことがあって、ちょっと仕事を頑張ろうと思った。
嫁をもらう、養うとは違う。だけど思う。
やっぱ世の中、カネだわ。
同じ顔、同じ性格なら金持ちの方を選ぶ。
もちろん金があったら幸せ…とは限らない。
自慢だけど私は金はなくても、めちゃくちゃ幸せだ。仕事も趣味も自分の中ではうまくいってる。収入は多くはないし、社会保障もない。だけど家族がいないことをボヤく時以外は、かなり幸福度が高いと思ってる。前世でなんか徳を積んだのかな?って本気で思っんている。仕事が大好きで趣味も存分に楽しんでる。
高収入の友達が仕事で病んでいる話を聞くと、仕事が楽しいとは言いにくい時もある。仕事が好きって言いにくい世の中なんだよ。
金銭的に豊かで家族がいる人だって、家の中で理解されなくて絶望している人がたくさんいる。
だから金が人を幸せにするとは思ってない。
そう思い続けてきた。
ちょっといろんなことがあって、めちゃくちゃ悔しい気持ちになった。一つや二つのことじゃなくて、言いたいことが言えない場面がたくさんあった。
金は出すけど、口も出す、をしたいわけではない。でも金がないと自信がなくて、自分が小さくなっていくのがわかった。
別に金持ちになって東京カレンダーみたいなデートしたいわけじゃないし、モデルと付き合いたいわけじゃない。
くつろげる家や、自由な時間や場所を金で買うというのには憧れる。
そして自分の幸せだけでは不満。これだけ満たされてるのに不満。剃髪して托鉢してチーンってやってた方がいいんじゃないか?と本気で思う。早く死にたいって30分に一回くらいは思ってる。幸せだから死にたいって、頭おかしいんだよ。早く死にたいって言うと忌み嫌われるから気をつけて言わないようにしてるけど。
それで時間を潰すように、逃げるように生きるために掃除洗濯したり、ランニングしてコテコテに疲れたり、マッサージしながら人の話を聞いて、さらに楽しくて幸せだなぁ〜💕って毎日暮らしている。
人を養えるくらい仕事頑張んなさいっていう、母の言葉は重い。嫌な重さじゃなくて、心地のいい重さだ。程よいプレッシャー、程よい煽りだ。
おひとりさま、独身貴族を謳歌してても飽きる。ひとりは気楽で楽しい。でも人のために何か仕事させろ。欲しい仕事は家族の世話。無い物ねだりなのは知ってる。家族の世話がどれだけ大変かもマッサージを通じて知っている。人類の中で最も疲れている人は乳飲み子を育てながらフルタイムで働くかーちゃんだ。これ以上の肉体的、精神的な疲労はない。マッサージに来て、愚痴をこぼしながら、速攻で寝る。わずかながら一人の時間、マッサージの時間を持てるかーちゃんは恵まれている。
かーちゃんの大変さを話だけで分かるのと、体験を通じて知ることは土俵が違う。
だけど家族ってそうやって獲得するものなのかな?って。
男ならバリバリ稼いで家族にラクさせる。いや、今なら女だってバリバリ稼いで、男に家事を任せる人もいる。どっちだって、なんだっていいんだ。私も家事は好きじゃないけど、やるときはやる。手先も器用とは言わないけど、まあまあなんでも出来る。
とにかく金がないと制約があって、同じ土俵で話ができない。
なんか独り、めちゃくちゃ長いけど、言いたいから書くよ。
22〜3の時東京に出てきてから高学歴の人と仲良いんだよ。これがキッカケで。
懐かしの大学生ナイト。新宿2丁目で🏳️🌈大学生の男女を集めた。これ第一回目なんだけど、この立ち上げの時の仲間に入れてもらって、みんなと仲良くなった。私自身は大学生ではないけど、こういう活動にはあまり出てこないレズビアンという貴重な存在として重宝がられた。マッサージブースを作って出店したし、ステージ上でドラッグクィーンと一緒になってMisiaのエブリシングを踊った。
学歴コンプレックがすごくあったけど、東大、早慶、外大、一橋、上智のゲイの友達ができて、今でも仲がいい。時々マッサージをしに来てくれる。20年以上の付き合いで、みんなの悩みを聞いてる。学歴、高収入が幸せとは限らないんだなって、彼らやマッサージに来る立派な立場の人たちを見ていて思う。
それもわかってる。だけど稼ぐぜ。
家族のためには金がいる。思い出を作るために時間と場所が必要だ。そのためには金がいる。
だから稼ぐぞ。個人事業主は好きなだけ稼げるってところを見せてやる。そして人のために何が出来る人生の土俵を引き上げるぞ。