IRONMANのスイム🏊♀️バイク🚴♀️ラン🏃♀️
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フィニッシャー✨I'm an Ironman💪
ところが話したいことが多すぎて、ほとんどパニックです。
これを書いてるのはレースから2日後なのに!
時系列でスイムから聞いてください。
スイムで苦悶
1週間前にバイクでコケまして、肋骨を2〜3本骨折しました。肋骨を痛めるのには慣れているというか、多少痛いけど、しにゃーせん!という経験でアイアンマンに挑みました。
ぶっちゃけて言いますが、参加費、エア代、宿代を棒に振るほど裕福ではありません。仕事も1週間休むなんて12〜3年ぶりです。
DNSという文字はない‼️くらい草の根根性丸出しで挑みました。
7時からのロールスタートで7:26にバッセルトンの海へ駆け出しました。
写真は70.3の人たち。
バファリンをガッツリ飲んでるのに、痛み止めは効きません。痛い方の右腕を前に出す度にズキズキします。
最初は左右呼吸をしてましたが、右呼吸が痛い。顔を上げるとき下半身が沈まないように腹で支えているんですね。でもその動作で脇腹に激痛が出ます。水の中でうぉ!うぉ!と呻き声が出ます。それで途中から左呼吸だけにしました。そして右腕に力を入れると脇腹が痛いので、そのうち左腕をメインに泳ぐように…
自分がどこを泳いでるのか?顔を上げて方向確認するためのヘッドアップも呼吸以上に苦痛で、この写真の通りめちゃくちゃ蛇行して泳ぎました。
特に後半はもんどり打ってしまうほど痛くて、レスキューの人に2回もオケー?と安否確認をされました。
行きの飛行機の中で戦艦ものの映画を見たので、戦争で船が沈んで死ぬ人ってこんな感じなのか〜でもオレは諦めないぞー!と何回も何回も考えました。
1時間15分以内で泳ぎ終える予定が1時間29分かかりました。
そして、トランジッション(お着替え)に11分も要しました。水中で横になっていた体が縦になり、陸上を歩くのさえ痛く、いつもなら歩きながらウエットスーツを脱ぐのですが、腕に力が入りません。
トランジッションには椅子が置いてあってボランティアのおかーちゃんたちが、手早くウエットスーツを脱がしてくれて、顔や腕に日焼け止めをベタベタと塗ってくれます。
ところが椅子に座った途端、痛くて…
うぅぅぅと呻きながら、なかなか脱げないウエットにおかーちゃんが手をかけて、引っ張ってくれても、こちらに力が入らないので、時間がかかります。
しかもうーうー唸ってる。ボランティアの人にも訳がわからん状態です。
それでトランジッション1に11分もかかりました。
バイクも苦悶
脇腹の痛みを心配しながら乗ったバイクが、予想を遥かに超えてラクチンでした。
上半身が固定されるのと、バッセルトンという町の道路状況が素晴らしいからだでしょう。
右足先は最初っから痺れてて感覚がありませんでした。右の脇腹をかばって、ハムストリングやお尻に力が入って硬くなり、それで坐骨神経を圧迫してるんだなってわかったので、あまり気にしないようにしました。
フラットコース90kmを2周します。
ラクチンなのは肋骨がラクなだけで110kmを超えた頃から時速25kmを割ってきました。
この右端が5km刻みの平均スピード。22ラップ(110km)辺りから駄々下がりです。
問題はロングの練習不足。同じ姿勢に慣れていないので、首肩とお尻が痛くて痛くて…それに付けてスイムの時は左肩メインで泳いだために、その疲労が左の背中に出ました。
また痛みとの戦いです。
160kmでトイレ休憩しました。急いでトイレ!ではなかったけど、一度バイクから降りて態勢を整えたい一心でした。
補給📝メモ
バイクスタートすぐに固形のエネモチをかじり、そのあとはちょっと腹ペコ?と思った時に少しづつジェルを補給しました。
汗だくになるほどの気候ではなく、水分の取り過ぎ、お腹のチャポチャポ感にも注意しました。今までの経験上、取り過ぎてダメになる方が多いので控えめです。それでも180km、7時間以上も運動して、約2リットル飲みました。自前のゲーターレード2本の他に、エイドでもらったスポーツドリンクと水を1本づつ。
この補給は上手くいきました。
バイクはとにかく長く感じました。
頭の中に
肩痛い、首痛い、背中痛い、尻痛い
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痛い痛いのローテーションで気が滅入るばかり。バイクを嫌いにならない。バイクは楽しい。だからもっと練習しなくてはいけない。でも苦手だ。でも練習は好きなはず。
日本に戻り、日常生活に戻って、どんなトレーニングをしたら良いのだろう??
バイクは三種目の真ん中で、時間も長いしトライアスロンの主軸なのかもしれない。
いやーこのあとのランで足が残ってるのだろうか??
自問自答な7時間15分。マジなげーよ‼️
この文章も長いから、ちょっと仕切り直す。
続く。