エニシングイズポッシブル

アイアンマンチャンピオンシップinハワイに出たい46歳くらいの女性のブログ。ランニング歴7年目。水泳を習って4年目。バイクは2年前に購入、去年からZwiftを導入。仕事はマッサージ師。🏳️‍🌈FTX

木更津トライアスロンまで2日

待ちに待ったトライアスロンデビューまであと2日だというのに気がそぞろ。

トライアスロンの練習よりも頭の中の優先順位が高い出来事が次々と起こった8月だった。

一つは父の病気とその周りの出来事。北海道の父は難病になり、入院生活が長引くことになった。東京の私は先月、今月と見舞いに行ったが、そもそも不仲な親子なので、何をしても面白くないらしい。父の代行でいろいろやっても、父の辛辣な物言いでゲンナリしてしまうことが繰り返された。ちょっと可哀想な人だなって思っている。なぜ、この期に及んで、助けてくれる人を口撃するんだろう。私だけではなく、親族や友達へ罵詈雑言を並べ立てる。看護師さんにも激しく文句を言ったことがあるらしい。本物の困った人。

そんな父の元へ交通費をかけ、仕事の休みを取って行くのはとても苦しかった。ありがとうもなく、雑用をこなして、文句をいわれる。私は黙ってハイハイと帰ってくる。バリカンで伸びた髪や髭を剃ったり、マッサージや理学療法もした。ここで自分に都合のいいことを書いてるわけではないよ。

今年はあと数回見舞いに行く。12月にironman70.3に出場しようと思っていたけど諦めた。私が決めたことだから、それでヨシ。私にとっては道楽のトライアスロンよりも家族が大切。しかしその家族を罵る父に言葉がない。可哀想なのかも、わからない。生きても地獄、死んでも地獄。人のことは変えられない。

もう一つトライアスロンデビューにもかかわらず、気がそぞろになる大きな出来事があった。

私にパートナーができた。春のこと。

とても嬉しい、喜ばしいことのようだけど、アラフォーで別々に生きていた二人が距離を詰めるのは大変で、好きだけど不安になったり、100%信用出来るのか?みたいな擦り合わせが激しい。20代30代の時に散々やった、惚れた腫れたの痴話喧嘩ではない。ある程度の決まったパターンを生きる40代は生活時間もバラバラだし、思い描く理想の将来も個性が出まくる。にもかかわらず、人生設計が具体的で、安心、安定を求める。

そんな擦り合わせの土俵にトライアスロンも乗った。

初めは応援しに行くと言われていてウキウキしていたけど、「走るのをやめて仕事をしたらいい」と言われたことがあった。もちろん、その一言には話の流れがある。でも、出した言葉は取り返しがつかない。とても悲しくなった。そのあと「罪滅ぼしで応援する」と言われて、応援も断った。罪滅ぼしって、モチベーション全然上がらない。

今回、木更津トライアスロンとパートナーの存在を切り離すことにした。体1つ。練習不足でもいいから、今の自分の結果を出してくる。これがスタート。

パートナー、私は同性愛者なので女性がパートナーなのだけど、彼女が応援したくないわけでも、トライアスロンやアスリートが嫌いなわけでもない。密かにいつかは応援してくれる!と期待しているけど、応援するための条件がいろいろと不足しているんだと思う。興味関心がないのは仕方ない。でも、応援する、しないといった理屈を超えて、どんなことでも家族が頑張るなら嬉しいっていう、本質的な根本的な感情のスイッチを押せるようになりたい。

ここ最近、マラソン大会もオープンウォーターの大会もレースの後に虚しさを感じる。去年の12月にはが路ふれあいマラソンを走り終わった頃から、レースの虚しさを感じるようになった。

走り終わっても帰る家がない感覚。好きなことをやって、自分の目標を達成しても、誰にも祝福されない感覚。

練習のときに誰かが喜んでくれるだろうって思いながら走っているから、そんなことになるんだ。

他人に期待して、自分の努力の証だけで満足できなくなっている。その部分を切り離して練習できないなら、トライアスロンを純粋に楽しんでいないのかもしれない。

その一方で

仕事、趣味、家族

この3つが大きな車輪となって、人生が豊かになるのでは?と夢も持っている。

仕事もトライアスロンもパートナーとも充実して日々の生活を豊かに出来ると信じたい。

ラクでおもしろ楽しいことばかりではないけど、出会いはせっかくのチャンスだし、ヤマアラシのジレンマもいい塩梅になりつつある。

あちらが走らないで働け言うのにも理由があるし、こちらが走りながら全部うまくやっていけるよ!というのにも理由がある。

急に白黒つけなくてもいいんだ。

だけど走ってる時に声援をもらうと、驚くほど力になる。応援されながら走ることに、心の底から憧れる。

いつか必ず!

仕事も趣味も家族も手に入れる。

生まれ育った環境がどうであれ、毒親に悩みつつも、そんな言い訳なんか吹き飛ばしてやる。

いつかは応援されながらゴールできるように、人生設計も楽しんでやる!

私の人生はこんなもんじゃない。