在家の雲水
ドイツ人が日本で
曹洞宗のお寺の住職をしている動画を見た。
大変だなぁ〜
でも修行とはそういうもんだ！
なんて思いながら見ていたけど
最後の方で
日本人妻と子供2人が出てきて
息が詰まった。
彼の収入は100万ほどしかない。
育つ子供を養わなくてはいけない。
日本人のおくさんは
「私と子供がいなかったら
ちゃんと修行が出来るのに」
と思うことがあるようだ。
そしてドイツ人住職は
「これも修行、これも学び」という
自分の意思でこの道を選び、進むことを
ただあるがままに受け入れていた。
雲水だねぇ。
動画を見て思った。
私に家族がいないのは
アンタは修行しなさい！と
神様仏様に言われているのかな？
ということだった。
家族が欲しい。
テレビドラマみたいな
家族のハートフルなドラマに憧れている。
家族を思って仕事をしたい。
家族のことで感動して涙したい。
分かってます。
そんな甘っちょろいもんじゃない！って
言われるのは百も承知です。
独身貴族はいい身分だ。
しかし、日常的にみんなが家族のことで喜ぶ写真が山ほどアップされてきて、それが当たり前のように流れていく中で、望んでも手に入らないのはなぜだろう？どうしてだろう？と思う人もいるんです。
切望すればするほど辛く悲しくなる。
ずっと夢を叶える方法を探していたけど
これからはエゴや欲を手放す方法を
考えなくてはいけないのかなって。
この動画を見て真剣に思ったのでした。
修行をするにはとても恵まれている独身貴族。
それに文句を言っているようじゃ
まだまだな気がしました。
修行は得度したり
洗礼を受けなくてもできます。
在家の修行者になればいい。
いわゆる「スピリチュアル」よりも
宗教全般に興味があります。
帰るところ
家族やパートナーがいない時は
神様仏様のような軸がないと
無茶をして、大暴れして
他人の関心を引こうとします。
愛の反対は憎しみではなく無関心
とマザーテレサ が言ったように
患者さんが来なくなったり
誰からも連絡がないと心細いからです。
だから日々神様仏様の量を増やした生活を
心がけようとしてます。
とにかく自分のコントロールをするために
今は必死です。
藁をも掴む心境です。
