エニシングイズポッシブル

アイアンマンチャンピオンシップinハワイに出たい46歳くらいの女性のブログ。ランニング歴7年目。水泳を習って4年目。バイクは2年前に購入、去年からZwiftを導入。仕事はマッサージ師。🏳️‍🌈FTX

六道輪廻

エニシングイズポッシブルとは関係ない今日のタイトル。

幸せを願って、いろんなことを考えているわけですが、私の中の宗教があって、その一つは仏教。もう一つはキリスト教。仏教は単に「道徳観」です。キリスト教は「人類の理想」かな。

 

仏教の六道輪廻は幸せの基準です。

人類の進化論にも似てるのかな?と思ってて、それは生まれ変わりという大きなスパンではなく、一生の中にも、1日の中にも見ることができる。

人間が受精して生まれるまでに、進化と同じ過程で成長して生まれるんでしょ?

そういうことが六道輪廻として起こっているのです。

地獄、餓鬼、畜生から

修羅、人間、天界と変化する。

社会的なカーストだけではなく、心の成長ってある。子供の頃の気持ちと大人の気持ちも違う。

大人になってより子供っぽい人もいる。

 

なんでこんな話を書いたのか。

私は親を見てて学んだのです。

母が亡くなる前に、病室に泊まりました。

その時の母の顔が物凄く怖かった。

気味が悪かった。

自分の母なのに、そんな気持ちになることに

全く悪気がないくらい、

変な顔に見えて、

しかも、どこかで見たことのある顔で

なんだろう?と思っていたけどこの顔でした。

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顔もカラダの形も、餓鬼そのものでした。

手足が細く、腹が出て、痩せこけ

目元だけらんらんとしてて、

必死のあまり、

噛み付かれそうな勢いで話しかけてくる。

欲望に支配されて、欲望を満たさないまま

ずっとそのループの中にいるのが餓鬼です。

 

病気になってからも

母の興味があることといったら

男女の関係や酒でした。

私との会話は何もないのに

テレビドラマやバラエティで

男女の話になると嬉しそうにゲラゲラ笑い

同じ病室の女性の旦那さんを見ては

いい男だ

と言って褒めちぎったりします。

人だから思うのは自由ですが

子供がいても

親という自覚はなかったのでしょう。

不倫や浮気、口説いた口説かれた、実際に起こる男女の話を娘の私に平気でしました。

父は母よりももっと酷かったです。

 

それでですね、言いたいことは

六道輪廻って実在するし

生まれ変わりで六道を体験するのではなく

人生の中でも自分で選んで体験できるんだ

って私なりに悟ったということです。

 

母も父も子供の時に決められた人生で

餓鬼界にしか生きられなかった訳ではありません。

それを選んだか、

抜け出せなかったと思いたい。

 

私は今、修羅界にいます。

何かに勝とうとしてます。

勝っても負けても、やってみないと分からない

という感じです。

たぶん勝って

マウントを取ったら気分がいいのか?

というと、そうではなさそうだ

と、薄ら気づいてます。

 

時々人間らしい時もあります。

昔の自分からは信じられないほど

優しい時もあります。

自分のことを優しいというと、大丈夫か?と思われるかもしれませんが、

自分比でかなり優しくなった気がします。

 

六道輪廻の概念によって

自分の成長、幸せの基準を測っています。

金持ちとか偉くなるとか、友達の数ではなく

本当の意味での幸せとはなんだろう。

 

そんな物差しで、いろんなことを考える朝でした。