エニシングイズポッシブル

アイアンマンチャンピオンシップinハワイに出たい46歳くらいの女性のブログ。ランニング歴7年目。水泳を習って4年目。バイクは2年前に購入、去年からZwiftを導入。仕事はマッサージ師。🏳️‍🌈FTX

家とアイアンマン

2021年の下半期がスタートしました。
6月にいろんなことを決心したので書きます。
タイトルにもありますが2つ決心しました。

2023年までにコナに行けなかったらアイアンマンを諦める。
そして60歳くらいまでに家を建てる。

この2つについて日記を書きます。

 

あと2年頑張っても世界選手権@ハワイに出れなかったら諦めることにしました。
アイアンマンは私のレベルだとスタートからゴールまで12時間以上動き続けます。3種目をトレーニングする時間を捻出しなくてはいけません。

ハワイを狙って練習して思ったのですが、かなり難しい。
いや、何言ってるんだ?と自分でも分かってます。慌てて練習するとケガをします。少なくとも私の関節は耐えられません。体重やフォームの管理を徹底しないと難しいです。そして時間をかけたトレーニングをすると疲れますので、休息時間も必要です。

アイアンマン@ハワイを狙い始めた当初は、50代でも60代でも行けたらそれでいい。と思っていました。ところが仕事と並行してやっていくうちに、楽しさよりもキツさというか、苦痛では無いけど、継続するにはキツすぎる質と量でした。表現するには微妙な辛さなのですが、楽しさと苦しさの天秤が苦しさに傾き出していて、苦しさの天秤皿が底についてしまったら、トライアスロンをやめてしまいそうだ・・・という予感です。

 

そんなことを考えていた6月。毎週トレイルランニングをしました。
トレイルランニングで山を走りながら、この辺で家を買って住みたいなと思うようになりました。ふと、その地域の家や土地の値段をググり大雑把な金額を知りました。

その金額を捻出するためには今の1.5〜2倍の仕事を頑張る必要があります。もしくはロングのアイアンマンからショートのトライアスロンやマラソン大会を主戦場に変更して、資金を捻出するという手もあります。海外のアイアンマンに出るためには参加費の他に交通費や宿代など、かなり安く見積もって最低30万円は必要です。たくさん練習するので消耗品のウエアやシューズ代もマラソンの2倍です。

ゴニョゴニョ金策について書きましたが、疲れているとフルサイズの仕事が出来ないし、ぶっちゃけ機嫌が悪くなります。私の人間性の問題ですが、疲れすぎると不機嫌になる。人と話したく無いし、小さなことでイライラします。そんな心持ちで過ごす趣味「アイアンマンを目指す」ことは、人間としてズレている気がしてきました。

 

そしてあと2年だけ真剣勝負でハワイを目指すプランを思いつきました。
2年だけ必死に頑張る。やってやれないことはない!

ただし、ハアハアとトレーニングを頑張るだけではなく、かなりロジカルな練習が必要です。具体的にはトレーニング理論やスポーツ栄養学、スポーツ生理学から導き出した疲労回復の方法など。効率の良い最短距離で目指すやり方にシフトしなくてはいけません。

私は99%ノリで生きている人生なので「理屈なんか糞食らえ!」とハッキリ言ってしまう短絡的な脳タリンです。しかしあと2年間しかないとお尻が決まった途端に「本気を出す」というスイッチが入りました。

スポーツ理論の本を朗読して、録音して、5回以上聞くと覚えるので、書いてあった内容は人にわかりやすく説明できるくらいになりました。
先月から読書の量が増え、Amazonからのカード請求が怖いほどです。投資と思うしかありません。

仕事の都合でグループレッスンやコーチをつける時間が難しいので、一人練習です。限られた条件の中で最速で上達するには、ノリでは不可能です。豊富な資金があればパーソナルコーチによるロジカルシンキングをお金で買うことができます。
しかし自分の生き方としてぼっち練を極め、その中でハワイに行けることに意味があります。それが自分らしい生き方です。

ただし諦めがつかない時の逃げ道を用意しました。
一つ上の順位の人がハワイに行け、自分が行けなかったときや、10分以内の差でハワイを逃し悔しかったら翌年2024年まで頑張るのもありだと。
しかし惜しくもない順位だった場合はアイアンマンはすっぱり諦めて、エネルギーのベクトルを家購入に向けます。仕事を頑張るということです。

 

大阪なおみちゃんのヴォーグのインタビュー
「所詮はスポーツ。人生にはもっと大切なことがある」

その通りですね。
憧れのアイアンマンを目指し、それだけでも夢が叶いました。

次の目的は人のために働くために、家を建てたい。
山の中に立てたい家は自分の住む家ではなく仕事場です。そのために必死に働く人生も経験したい。
その前に腹一杯飯を食わせるような感覚で、自分に対し思う存分、自由に体を動かしてスポーツを楽しませたい。

子供の時に諦めた気持ちを満足させるために、2年間は本気で頑張ります。

 

 

文章が長くなってるけど、自分のために書いてますから、別にいいんです。

続けますよ。

 

ロジカルにトレーニングをしている最中ですが、わずかに分かったことも書きたいです。それは世の中の人たちの仕事の仕方です。会社に勤めてやりたくないことをやっていることが私には信じられないのですが、自営業・自由業じゃない限り、時間を切り売りするように働いている人が多いですね。(楽しく働いている人もたくさんいます)
それが勉強をして正しく進む「ちゃんと」のやり方だと分かりました。

 

13年前は開業して人を雇って、そのうち自分の会社が大きくなると信じていましたが、私の人間力ではそれは叶いませんでした。たくさんの条件が整っていないと、人を雇うことはできない。大企業にも一長一短はあるのでしょうけど、私の思い描いている会社は本当の会社ではなく、セルフィッシュなママゴトのような、もっと言えば動物のような有様でした。本当の会社とは人間のなせる技です。動物のような私にできなくて当然です。

トライアスロンは娯楽です。肉体を酷使することと仏教の修行のような、修験道千日回峰行に似ています。しかし宗教修行はもっと厳密で大変なもので、トライアスロンはママゴトです。ママゴトを真面目にやりたい。自分のためだけのママゴトをやったら、次は人のために働く。それが家を建てること。


この辺で終わりにします。書けばいくらでも書ける。うまく話せるようになりたいね。
分かりやすく端的に。