膝のベルト
このベルトをオススメされたので、つけてバイクを漕いでみた。
膝は25年も前、内側側副靱帯を新聞配達中にバイクで転んで痛め、前十字靭帯はスキーで痛めた。両方とも部分断裂して伸びてるので膝を突くときグラグラして怖い。
このベルトはバイクで何回か使ってたけど30分以内で、効果がハッキリ分からなかった。利点は着け心地が良いので気にならないという事くらい。
今日はバイク90分→ラン10kmと連続で使用することに。
バイクではだいたい40分を超えたところから違和感が出るけど90分まで大丈夫だった。1時間も超えると持久力や集中力の問題はあるけど膝は大丈夫そう。
バイクの後、すぐに走った。10km予定だったけど、コースを変えて9kmに。5kmを超えたところからベルトの効果がわかった。
股関節からの伝わり方がいい!
走るときシンスプリントや膝の違和感にかなり気を使っていて、股関節の左右差に意識が向かなかったけど、着地した時に股関節に伝わる反動が良いなって気づいた。
これは腸腰筋や臀筋、内転筋群がバランスよく使えている証拠。
次にわかったのは足裏の着地感。いつもより少し後ろでトンと突けてる。
足裏の前の方を使えば使うほどシンスプリントのリスクが高くなる。足裏とふくらはぎの筋肉は一枚感覚なので、足首を返すとか足指で蹴ると、ふくらはぎを酷使する。
足裏から股関節までの一体感が出て、骨で走ってる!って感じがしてきた。
着地から足を返す動作が自然になったので、シザース走法がラクにできる。いちいち足をしっかり引き上げてと意識しなくても自然にシザース走法ができたと思う。
着地でミッドとかフォアフットの話ではありません。個人的な足裏感覚。着地からの伝わるポイントがかかとと土踏まずの間になった。ここから押してトン!と前に足が進む。これが先日試し履きしたナイキのヴェイパーフライの足裏にぶつかるカーボンの位置と同じ。
何言ってるのかわかりにくいですよね。
感覚を書くのは難しいけど、自分では新世界だったので書いてみました。
一番大切なのは、レースの最後まで膝が持つこと。この不安な気持ちをこのベルトで解消できるかもしれない。
#コウノエベルト