人間の欲望は深い

去年の3月に書いたブログで、下書き保存されていた。なんとなく読んで、自分の文章なのに涙が出た。今も1年前も変わらな心境なので投稿する。

私は人の死で悲しんだことがない。

誰が死んでも悲しくない。

冷たい人だと言われても

本当は心から悲しいんだよね？

と言われても悲しくないんだから仕方ない。

死は受け止める。

静かに受け止めるだけだ。

私の想像だけど

人が死んで泣く時は

亡くなった人のストーリーを

思い出しているのではないだろうか？

思い出を考えると泣けてくる。

それはわかる。

でも死に対して涙なんて出ない。

ただ抜け殻があるだけだ。

みんなが悲しむ姿をみて

ホロリとくることはある。

でも自分の中から湧き出る悲しみではない。

本気で本音で話すけど

悲しんでみたい。

人の死に悲しんでみたい。

ただそれまでに準備が必要な気がする。

ストーリーが必要なんじゃないかな？

感謝したり、後悔したり

人との間にストーリーがないと

何も悲しくないい。

悲しみを体験したいという

欲望に唖然とするけど

素直な気持ちだからどうしようもない。

ただ人間らしく生きたいという欲なんだから。

既にかなり幸せなので

もうここで終わってもいいのでは？

とよく思う。

仕事もトライアスロンもできた。

恋愛もしたし、生活もしたし、喧嘩もした。

あの世で話す土産話には事欠かない。

だけどまだ

お迎えがくるとは思えない。　

この世で欲しいもの

やり残したことがあるとすれば

人のために喜んでみたいな。

お祝いをしたり、頑張った事を讃えたい。

卒業とか就職とか転職も退職も。

人間の節目に当てて

共感して感情的になりたい。

別れを心から悲しむって心境になってみたい。

だから、宗教の世界に入らず

俗世間の垢に塗れて

学ぶ必要があるのかもしれない。

今の仕事以外で別の仕事を考える時

第一候補は尼さんかな？と思う。

宗教の種類にこだわりがないけど、

馴染みがあるので仏教だ。

だけどまだまだ修行が足りない。

宗教の世界なんて一生悩み続けてもいいという

とても贅沢な身分なんだよ。

最近、いろんなことがあったけど、

とても感謝してる。

大切な人が

言いたい事を言ってくれてすごく嬉しかった。

本質的なことに全然触れられなくて

とても辛かった。

分からないから辛かったけど

分かった時にすごく嬉しくて

それから毎日のように

幸せな夢ばかり見るようになった。

今日はかわいいたくさんの小鳥に囲まれて

話しかけられる夢を見た。

小鳥が私の手の中のに

大きな種を置いて飛び立って行った。

すごく嬉しい夢だった。

起きてる時はそんなに明るくない。

コロナの影響で

仕事は半減、収入も半減している。

脚が痛くて走れない。

だけどそんなのは慣れてる。

仕事やトライアスロンが無くなっても

そんなことくらいでは私は死なない。

ただ週末の時間がひっそりとして

それだけは取り返しのつかないことだ。

これはすごくいい呟きだと思った。

コンプライアンスは抜け落ちてる。

人として「まとも」なことが分かってない

ということが分かった。

国語の点数がとにかく低いのは

心の偏差値が低いからだ

ってこともわかった。

今更そんな事をどう変える？

って45年間思ってたけど、

反省して生き方を変えたいって気になってる。

口先だけ処世術と思われても構わない。

今はそう思うから自由に書いてるだけだ。